ビス留め
準備
- ドライバーをご用意ください。
特にパイン集成材などの堅めの木材の場合には、小型電動ドライバーが早く確実ですので、お奨めです。 - 平らな場所で作業してください。
ご注意
- ストーリオショップで扱っているFビスを使った場合で説明していますが、他の種類のビスでも基本的な作業は同じです。
構造
強い力で確実に接合できます。
- ビスの頭側の板に穴(直径3.5mm)が必要。ねじ込まれる側の板への下穴は不要。ただしパイン集成材は堅めなので、キリで軽くもむか電動ドライバーの使用をお薦めします。尚当社加工サービスでは、このキリもみは出来ません。。
- ビスはFビスがお薦め。木ネジやコーススレッドより細く、先端にキリが付いているので、くい込みが良好です。
- Fビスを使った場合の推奨ビス長さや、穴径はこちらを参考にしてください。
- 外観に、ビス頭の見える事が欠点。
- ビス下穴の加工費はこちらをご参照ください
1)板同士の位置を合わせる
- 板を垂直に置くため、別の側板などを使い静止させます。
- 留める側の板を載せ、位置を合わせます。
- (注意) 強度を増したい場合には、接合面にボンドを塗ると効果的です。
2)ビスの仮締め
1
- ズレが少なくなるように、端のビスから留めます
- ビスを穴に差し込み、板に対して垂直に持ちます。
- ドライバーの先をビス頭の+ミゾにしっかり差し込みます。
- ドライバーをビスの真上から押しながら、電動ドライバーのスイッチを入れ5〜10mm程度締め込みます。
3)ビスの仮締め
2と位置確認
- 上記2)と同じように、反対側のビスを仮締めします。
- 位置がずれていないか確認します。
- ずれていた場合は、ビスを緩めやり直します。
4)本締め
- 端部2ヶ所を先に締め、間のビスを締めます。
- 真上からしっかり押しながら、押し込みます
4)完成
- MDF(写真の材質)、パイン集成材、シナランバーコア合板などでは、ビスの頭と板が平らになるまで締める事ができます。