引き出し
準備
- 細釘、カナヅチ、木工用ボンド、ドライバー、キリ、鉛筆など印をつけるものをご用意ください。
- 平らな場所で作業してください。
ご注意
- アウトセットタイプの引き出し組立、取手の取り付けについての説明です。
- スライドレールを使う場合は、スライドレール取り付け方法を参照下さい。
- 組み立て用細釘は、別途ご用意ください。頭の薄い細釘をお選びください。
- 釘の長さは、板厚の2倍より少し長いくらいがいいでしょう。
35〜40mmぐらいの釘がお勧めです。
スクリュー釘を使うと、抜けにくくしっかりと固定されます。
(失敗して抜くときなどは、普通の釘より抜けにくいのでご注意ください)
1)部品確認
引き出しの部品は次のとおりです。 取手をお客様でご用意いただく場合は、表板には取手用下穴はございません。 |
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2)仮組み
まず内箱を仮組みします。 | ![]() |
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3)細釘で固定
仮組みした状態で、前板を釘で固定します。 釘を打つ箇所にキリで軽く下穴をあけると、釘が入りやすくなります。 |
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深い引出しなどでは、適宜固定箇所を増やしてください。 | ![]() |
接合面にボンドを塗ります。はみ出したボンドは、拭き取ってください。 | ![]() |
細釘で固定します。 棚本体と引き出しのクリアランス(隙間)は、1mm(片側0.5mm)ですので、釘の頭が引っかからないように、しっかりと打ち込んでください。 |
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残りの箇所も釘止めして、内箱部分の完成。 | ![]() |
4)表板の固定〜位置出し
表板を取り付ける前に・・・ 引き出しを入れるキャビネット、引き出し設置用の仕切板やレールなどの組立、取付けを済ませておきます。 スライドレールを使う場合は、スライドレール取り付け方法を参照下さい。 |
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キャビネットに内箱を取り付けます。 引き出しが複数段の場合は、全ての内箱を取り付けます。 |
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表板を固定したい位置に合わせます。 引出しが複数段の場合は、両面テープなどで全ての表板を内箱に仮止めし、スムーズに出し入れできるよう、上下の部品との間隔をみて、位置を調整します。 |
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位置が決まったら、表板に印をつけます。 | ![]() |
引き出しに取手を取り付ける場合 取手下穴は引出し内箱側にはあいていません。 表板の固定位置が決まったら、 表板側の下穴からキリなどで内箱に穴の中心位置の印をつけます。 |
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5)表板の固定〜ビス止め
キャビネットから内箱を取り外します。 横付けタイプのレールは、サイドのレバーを押しながら引くとインナーレールと内箱が外れます。 |
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引き出しに取手を取付ける場合 表板を内箱に固定する前に、表板の仮止めをはずし、内箱の前面の、印をつけた位置に、ドリルかキリで下穴を開けておきます。 下穴の径は最低4.5mmです。 |
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内箱を、表板の印をつけた位置に合わせます。 取手を取付ける場合は、 写真のように取手付属のビスを穴に通しておきます。 |
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引き出し内側から表板をビスで固定します。 | ![]() |
取手を取り付けます。 | ![]() |
本体に引き出しを入れて、完成です。 | ![]() |