ミゾサネ
構造
- 接合する板の両内側に溝を彫り、サネと呼ばれる板を挟み込んで木工ボンドで接着します。
- 外に見えてこないので、外観がスッキリ!
- しっかり接着すれば、強度も充分です。
- 厚さ12mm以上の板に加工可能。両面の同じ位置にある場合は、21mm以上必要。
- 加工費はこちらをご参照ください
0)準備
木工用のボンドをご用意ください。ストーリオショップでもご購入できます。
- 平らな場所で作業してください。
ご注意
- ボンドで固定する前に仮組みをして、部品の向き、隙間の有無等を確認ください。
- 塗装は組み上がってから行ってください。木材が膨らみ、サネが差し込めなくなる場合があります。塗装を先にする場合には、サネ部にマスキングを施してください。
- ボンドがはみ出した場合は、乾かないうちに濡れ雑巾等でふき取ってください。またボンドを溝に入れすぎると隙間ができる場合もありますので、適量を入れてください。
1)ミゾにボンドを入れる
- ミゾに切りくず等が入っていない事を確認します。
- ミゾの中に適量(右図参照)入れます。
2)サネを差し込む
- ボンドを入れたミゾに、上から真っ直ぐサネを合わせ、サネの中央までしっかり押し込みます。
3)つなぎ合わせる木材側のミゾにボンドを入れる
- ミゾに切りくず等が入っていない事を確認します。
- ミゾの中に適量入れます。
4)サネに押し込む
- 位置を合わせながら、真っ直ぐ板をサネに押し込みます。
- 位置がずれていないか確認してください。
- ずれた場合は、押して合わせます。
- きつくて隙間が開くような場合には、木槌などで軽く叩いてください。その際傷が付かない様、本などを挟むと良いでしょう。
- ボンドがはみ出した場合には、乾かないうちに濡れ雑巾等で拭き取ります。
5)組み立てる
- 同様に他の部品を組み立てます。
6)乾かす
- 組みあがったら重しを載せ、1−2時間程動かさずに放置し、ボンドが固まるのを待ってください。